今回の投稿は,雑談のようなものなので,よく分からなければ読み飛ばして下さい.
但し,本ブログが,
を名乗っている手前,複数の測定機器を使った自動測定システムの構築を前提としているので,いずれ,クラス(オブジェクト)を使ったPythonスクリプトを紹介することになるので,(迷ったのですが)早い段階で,オブジェクト指向の紹介をすることにしました.
オブジェクト指向に沿ってPythonスクリプトを作成する際の主な疑問点は,下記の投稿で紹介しています.
クラスに関する紹介はこちら
コンストラクタに関する紹介はこちら
selfに関する紹介はこちら
Pythonは比較的新しいプログラミング言語で(といっても1991年に初めて公開されましたが),当時の流行であった,オブジェクト指向に強く影響されています(オブジェクト指向を大幅に取り入れています).
このオブジェクト指向という概念は,当時のプログラミング業界において,まさしく(馬の)ディープインパクト級な衝撃を与え,Pythonを始めとした各種プログラミング言語の多くに導入されました.
初期のオブジェクト指向を取り入れたプログラミング言語として有名なのは,JavaとC++だと思います.C++は,C言語にオブジェクト指向を取り入れた物で,正直なところ,無理やり増改築した建物のような感じでした(これは,従来のC言語で作られたプログラム資産をそのまま流用する互換性のため,致し方ないことでもあります.それだけ,C言語で作られたプログラムや,C言語を使うプログラマーが大量であるということの裏返しです).
従って,(C言語を使うプログラマー以外の人は)Javaを習得することで,オブジェクト指向をマスターしようとしました.
ただ,残念なことに,オブジェクト指向は,特定の分野に対しては非常に効果的だったのですが,万能ではありませんでした(銀の弾丸ではありませんでした).むしろ,オブジェクト指向に厳密に従ってプログラミングすることで,オブジェクト指向ではない従来のやり方と比べて,プログラミングの生産性が落ちるケースも少なくありませんでした.
本ブログでも,オブジェクト指向の紹介はしますが,自動測定システムの構築に最低限必要なことと,今回の投稿のような雑談だけに限定します.
ノンプログラマー向けのブログと言っておきながら,ノンプログラマーにとって敷居の高いオブジェクト指向を紹介するのは気が引けますが,鉄棒で逆上がりができるように,頑張って下さい.
これからしばらく,オブジェクト指向に関する紹介のブログになります.
できるだけ分かりやすく紹介するつもりなので,よろしくお願い致します.
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